喇叭花(読み)らっぱばな

精選版 日本国語大辞典 「喇叭花」の意味・読み・例文・類語

らっぱ‐ばな【喇叭花】

  1. 〘 名詞 〙 ナス科低木メキシコ、ジャマイカ原産で観賞用に温室で栽培される。高さ五~六メートルになる。葉は長楕円形卵形で先はややとがる。花は芳香がある。花冠は萼の二倍ほどで、はじめ白色、後に黄色となり、漏斗状で大きく長さ約二〇センチメートル。果実は卵球形の液果で径三センチメートルぐらい。日本には戦後渡来。明治末年に渡来したナガラッパバナは、西インド諸島、南アメリカ北部原産で、本種によく似るが、花冠は長さ三〇センチメートルくらいで萼の三倍に達する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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