日本歴史地名大系 「喜友名小」の解説 喜友名小ちゆんなーぐわー 沖縄県:沖縄島中部北谷町浜川村喜友名小[現在地名]北谷町浜川浜川(はまがわ)地区北部の石灰岩台地緩斜面にある。もとは屋取集落で、北は野里(ぬざとう)村(現嘉手納町)、東は下勢頭(しちやしーどう)、南は平安山ヌ上(はんざんぬういー)の屋取集落、西は西海道(現国道五八号)を挟んで砂辺(しなび)村と接していた。チュンナーグヮーとよばれる。「喜友名」は家名、「小」は分家の意で、下勢頭の向氏喜友名家の分家が一八二〇―三〇年頃に寄留したという(北谷村誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by