喜多浜分(読み)きたはまぶん

日本歴史地名大系 「喜多浜分」の解説

喜多浜分
きたはまぶん

[現在地名]西条市くち

西条陣屋の堀から北流して海に注ぐ御本陣ごほんじん川の西岸にある小村北浜とも書く。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)新居郡の項に「喜多浜村」とあり、高三六石八斗余、うち田方一九石六斗、畠方一七石二斗余、その後、海浜の新田開発が進んで、元禄一三年(一七〇〇)の領分附伊予国村浦記では、村高六八石九斗余、天保五年(一八三四)の天保郷帳では、九五石余と増加した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android