喜見寺(読み)きけんじ

日本歴史地名大系 「喜見寺」の解説

喜見寺
きけんじ

[現在地名]斐川町黒目

黒目くろめの西、五右衛門ごえもん川のやや北側に位置する。遊宝山と号し(「雲陽誌」では遊鳳山)、臨済宗南禅寺派、本尊延命地蔵。「出東村誌」によると和銅二年(七〇九)創立で、若一王子権現の社寺と伝える。いちど絶えたが、華蔵けぞう(現松江市)の準開山である霊峰恵剣が元禄一四年(一七〇一)本堂を再建した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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