嘈嘈(読み)ソウソウ

デジタル大辞泉 「嘈嘈」の意味・読み・例文・類語

そう‐そう〔サウサウ〕【××嘈】

[ト・タル][文][形動タリ]声や物音が騒々しいさま。
「虫の音は村雨のように絶えず―として」〈荷風地獄の花〉

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精選版 日本国語大辞典 「嘈嘈」の意味・読み・例文・類語

そう‐そうサウサウ【嘈嘈】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 声や物音が騒々しいさま。また、調子の高いさま。
    1. [初出の実例]「秋冷方知意欝陶、終夜入聴耳嘈嘈」(出典:法性寺関白御集(1145か)入聴秋方冷)
    2. 「嘈々(サウサウ)切々として錯(まじは)り雑(まじは)り弾くに」(出典:源平盛衰記(14C前)一二)
    3. [その他の文献]〔王延寿‐魯霊光殿賦〕

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