日本歴史地名大系 「嘉礼谷村」の解説 嘉礼谷村かれいだにむら 富山県:婦負郡婦中町嘉礼谷村[現在地名]婦中町鶚谷(みさごだに)和田(わだ)川の上流渓谷の盆地。西は礪波(となみ)郡、南は葎原(むぐらはら)村。鶚谷村の枝村。地名は三ヵ所の交界点をカレダニ(ザワ)とする中世期の民俗学的交通地名に由来すると考えられる。三ヵ所とは婦負郡・射水(いみず)郡・礪波郡をさす(婦中町史)。享保六年(一七二一)の高四九石(「村付高改帳」島倉家文書)。しかし寛政二年(一七九〇)には新田高二一石余・免五厘余の記載のみである(高物成品々手鏡)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by