嘘吐き祝(読み)ウソツキイワイ

デジタル大辞泉 「嘘吐き祝」の意味・読み・例文・類語

うそつき‐いわい〔‐いはひ〕【×吐き祝(い)】

本州中国地方12月8日に行う商人行事。1年間ついた嘘が帳消しになる日だとして、豆腐汁やこんにゃく田楽を作って祝う。うそつきばらい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嘘吐き祝」の意味・読み・例文・類語

うそつき‐いわい‥いはひ【嘘吐祝】

  1. 〘 名詞 〙 民間年中行事一つ。一二月八日に豆腐を食い、あるいは焼き餠をこしらえて川に流すと、一年中についたうそが消えるなどという。中国地方に分布する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android