器量自慢(読み)キリョウジマン

デジタル大辞泉 「器量自慢」の意味・読み・例文・類語

きりょう‐じまん〔キリヤウ‐〕【器量自慢】

顔だちが美しいのをみずから誇ること。
才能をみずから誇ること。
「かくばかり―あらば、俳諧連歌名目みゃうもくをからず」〈去来抄修行

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精選版 日本国語大辞典 「器量自慢」の意味・読み・例文・類語

きりょう‐じまんキリャウ‥【器量自慢】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 才能のあることをみずから誇ること。また、その性質
    1. [初出の実例]「かく斗(ばかり)器量自慢あらば、俳諧連歌の名目(みゃうもく)をからず」(出典:俳諧・去来抄(1702‐04)修行)
  3. 顔だちの美しいのをみずから誇ること。また、その性質。
    1. [初出の実例]「あの風は必きりゃうじまんしてこんじゃうがわるいもの」(出典:浄瑠璃・娥歌かるた(1714頃)一)

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