精選版 日本国語大辞典 「囂しさ」の意味・読み・例文・類語
かしまし‐さ【囂さ・姦さ】
かしがまし‐さ【囂さ】
- 〘 名詞 〙 ( 形容詞「かしがましい」の語幹に接尾語「さ」の付いたもの ) 声、音などが騒々しく耳ざわりなこと。また、その度合。
- [初出の実例]「その程のかしかましさ、物騒がしさ推し量るべし」(出典:栄花物語(1028‐92頃)初花)
《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...