囚獄司跡(読み)しゆうごくしあと

日本歴史地名大系 「囚獄司跡」の解説

囚獄司跡
しゆうごくしあと

[現在地名]上京区勘兵衛町

平安京の右京にある西獄(右獄)に対し、左京にあるため東獄とも左獄とも称された獄舎。「拾芥抄」東京図には、近衛大路このえおおじ(現出水通)勘解由小路かげゆこうじ(現下立売通)西洞院大路にしのとういんおおじ(現西洞院通)西、油小路あぶらのこうじ(現油小路通)東にわたる方一町の地を占め、丁字風呂ちようじぶろ町南側、勘兵衛かんべえ町・西大路町北側、近衛町東側の地にあたる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android