四光(読み)シコウ

デジタル大辞泉 「四光」の意味・読み・例文・類語

し‐こう〔‐クワウ〕【四光】

花札出来役の一。松・桜・すすき・桐の20点札を集めた役。4種のいずれかが雨の20点札になっているものは雨入り四光という。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「四光」の意味・読み・例文・類語

し‐こう‥クヮウ【四光】

  1. 〘 名詞 〙 花札で出来役の一つ。桐・桜・薄・松の四役の二〇点札をそろえること。
    1. [初出の実例]「紅葉に牡丹に菊、青丹(あをたん)を並べたが、上に四光(シクヮウ)が出来ました然うで御座います」(出典:落語・三百餠(1898)〈三代目春風亭小柳枝〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android