出来役(読み)デキヤク

デジタル大辞泉 「出来役」の意味・読み・例文・類語

でき‐やく【出来役】

花札で、勝負結果取った札の中でできた役。→手役てやく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出来役」の意味・読み・例文・類語

でき‐やく【出来役】

  1. 〘 名詞 〙 花札で、勝負の結果集めた札の中にできた役。「八八」という競技では、四光五光赤短青短などがある。→手役
    1. [初出の実例]「からす、とウ一、青丹、菅原など、手役も出来役も、傍で聴いてると、一つ一つ兜町を凌っていきさうな大勝負」(出典:あの道この道(1928)〈十一谷義三郎〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android