日本歴史地名大系 「四十九町」の解説 四十九町しじゆうくまち 滋賀県:彦根市彦根城下四十九町[現在地名]彦根市城町(しろまち)一―二丁目・馬場(ばんば)一丁目桶屋(おけや)町の西に続く両側町だが、中堀と中藪(なかやぶ)口を結ぶ南北の通りも当町域。町民は犬上郡四十九院(しじゆうくいん)村(現豊郷町)からの移住者とされ、城下四手町組の一つ四十九町手一三ヵ町の筆頭。内町四町の一。元禄八年大洞弁天寄進帳に町名がみえ、男三八七・女三二六。安永七年(一七七八)の万留書(彦根市史)によれば、年寄・横目四軒のほか町役家は三五軒。嘉永三年(一八五〇)の四手町組留書(同書)では家持三九・借家一〇八。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by