四十物町(読み)あいものちよう

日本歴史地名大系 「四十物町」の解説

四十物町
あいものちよう

[現在地名]新湊市八幡町はちまんまち一丁目

うち川の北岸、山王さんのう町の東に位置。東境ひがし町の神明宮、北は富山湾に面し、砂浜が続く。もとあいの町・あいの町で、元禄(一六八八―一七〇四)頃から四十物町がみえる(新湊市史)町名海産物の加工製造などに従事するものが多かったことに由来するという。おお(浜往来)は四十物町通とよばれ、山王町境の内川あずま橋が架けられてたて町へ通じていた(嘉永六年「放生津領分間絵図」新湊市教育委員会蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む