四十谷村(読み)しじゆうたにむら

日本歴史地名大系 「四十谷村」の解説

四十谷村
しじゆうたにむら

[現在地名]福井市四十谷町

九頭竜くずりゆう川下流域の左岸丹生山地の北東縁に位置する。天正二年(一五七四)八月二四日付の賢会書状(勝授寺文書)に「四十谷ニて紙二・三束取て上可給候、紙ニ事闕候間、如此候」とある。この書状からもわかるように、古くからの紙漉の地で、江戸時代の口上覚(年次不詳、大安寺文書)に、

<資料は省略されています>

とあって、田谷たのたに村は紙売で渡世していたのに対し、当村と楢原ならはら村は藩の御用紙を漉いていたようである。「越藩拾遺録」に「程村紙・帳紙・笠紙・小紙・砂子紙・梨子地、坂井郡楢原・田ノ谷・四十谷ニテ漉出ス」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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