事典 日本の地域ブランド・名産品 「四半的矢」の解説
四半的矢[竹工]
しはんまとや
宮崎市で製作されている。四半的とは、16世紀後半から日南市飫肥地方で始まったと伝わる弓技。4寸5分(約13.6cm)の的、4尺5寸(約1.36m)の弓長、4間半(約8.2m)の的までの距離と、すべて四半になっている。正座の状態で射る点が特徴。四半的矢は、山林に自生する隈笹などの竹を材料とし、長期間乾燥させてから、火で幾度も焙ってつくられる。宮崎県伝統工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報