四句の神歌(読み)しくのかみうた

精選版 日本国語大辞典 「四句の神歌」の意味・読み・例文・類語

しく【四句】 の 神歌(かみうた)

  1. 平安末期から鎌倉時代にかけて歌われた雑芸(ぞうげい)としての神歌一種二句の神歌に対して今様(いまよう)歌と同じ形式の七五七五の四句歌謡。「梁塵秘抄」に集成されている。
    1. [初出の実例]「四句神歌(しくのかみうた) 百七十首」(出典:梁塵秘抄(1179頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android