精選版 日本国語大辞典 「四季眺」の意味・読み・例文・類語 しきのながめ【四季眺】 生田流箏曲(そうきょく)の曲名。本来は三味線伴奏の地歌として、京都の松浦検校が文化年間(一八〇四‐一八)に作曲。それに八重崎検校が文政年間(一八一八‐三〇)箏の手を作曲して合奏できるようにした。四季の叙景で、春夏を前歌、秋冬を後歌とし、中間に長い合の手(手事)を挿入した手事物形式のもの。山田流や長唄の「四季の詠(ながめ)」とは別の曲。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例