四料簡(読み)しりょうけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「四料簡」の意味・わかりやすい解説

四料簡
しりょうけん

禅宗用語。中国,唐代の臨済義玄がその機根や時と場合に応じて弟子を教導する方法を4つに分けて示したもの。 (1) 奪人不奪境 客観的な対象があるだけで,それ以外の心とか自己などはない。 (2) 奪境不奪人 客観世界があるわけではない。それはこの自己の現れにすぎない。 (3) 人境両倶奪 主観もなく客観もない。 (4) 人境倶不奪 すべてがありのままにある,という4つの立場を自由自在に応用した。

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