四沢(読み)したく

精選版 日本国語大辞典 「四沢」の意味・読み・例文・類語

し‐たく【四沢】

  1. 〘 名詞 〙 四方の沢。転じて、自然。地上世間
    1. [初出の実例]「雲のみね四沢の水の涸てより」(出典:俳諧・蕪村句集(1784)夏)
    2. 「一に為永春水とは、四沢(シタク)に満る御ひいきを、願ふて替たる戯作の魯智」(出典人情本春色辰巳園(1833‐35)四編)
    3. [その他の文献]〔陶潜‐四時詩〕

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