日本歴史地名大系 「四郷崎古墳」の解説 四郷崎古墳しごうさきこふん 滋賀県:東浅井郡湖北町河毛村四郷崎古墳[現在地名]湖北町河毛虎御前(とらごぜん)山の北斜面にある。標高二一八メートル。古墳時代後期のもので、昭和四九年(一九七四)・同五〇年に発掘調査が行われた。現在丁野(よおの)地先に移築保存されている。直径約一八メートルの円墳で高さは北裾部から約三・六メートル、南裾部からは〇・八メートル。主体部は両袖式の横穴式石室で、玄室は横三メートル、縦二・三メートル。玄室中央より左へ〇・七五メートルに、幅約五〇センチ、長さ約二メートルの羨道が位置し、西向きに開口している。玄室床面には一〇―四〇センチの扁平な割石が全面に敷かれていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by