四里四方(読み)よりよほう

精選版 日本国語大辞典 「四里四方」の意味・読み・例文・類語

より‐よほう‥よハウ【四里四方】

  1. 〘 名詞 〙 広さが四里(一五・七キロメートル)四方であること。俗に、その広さが四里四方で、八百八町に分かれているとされたところから江戸の町をいう。よりしほう。
    1. [初出の実例]「こふ言っちゃア口ひろひこったが、四里四方をうづまきのよふにおまわりなさる道楽者だ」(出典:洒落本・卯地臭意(1783))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android