回り番(読み)マワリバン

デジタル大辞泉 「回り番」の意味・読み・例文・類語

まわり‐ばん〔まはり‐〕【回り番】

順番で務めに当たること。輪番。「回り番宿直をする」
見回りをする順番。また、その当番。「回り番につく」
[類語]交代入れ替わり入れ替え更迭こうてつ代替だいたい交番代謝チェンジ代わり番かたみ替わり交互隔番輪番

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の回り番の言及

【大番】より

…1723年(享保8)の制では,大番頭は役高5000石,大番組頭は600石,大番士は200石,与力は現米80石,同心は30俵二人扶持であり,役料は支給されず,そのかわりに在番中はそれぞれに役高の1倍の合力米が与えられた(ただし,1万石以上のものが大番頭になったときには1万石を支給する)。大番は将軍直属の常備軍団の中核をなすもので,戦時には旗本備の先鋒となり,平時には江戸城西の丸,二の丸などに勤番し,市中を巡回して非常の警戒にあたった(回り番という)。また1年交代で2組ずつ大坂城(8月交代),二条城(4月交代)に在番した。…

※「回り番」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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