回床(読み)まわしどこ

精選版 日本国語大辞典 「回床」の意味・読み・例文・類語

まわし‐どこまはし‥【回床】

  1. 〘 名詞 〙 遊郭で、遊女がかけもちの客を取ること。また、その床。
    1. [初出の実例]「寂莫(しんしん)たる下座敷の毎妓閨(マハシトコ)」(出典洒落本・角雞卵(1784か)暁鐘実情)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android