国つ書(読み)クニツフミ

デジタル大辞泉 「国つ書」の意味・読み・例文・類語

くに‐つ‐ふみ【国つ書/国つ記】

国の歴史を記した書物
天皇記すべらみことのふみ及び―…をしるす」〈推古紀〉

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精選版 日本国語大辞典 「国つ書」の意味・読み・例文・類語

くにつ【国つ】 書(ふみ)

  1. 国の歴史を記した書。一説に、国土に関するいっさいを記した書物。
    1. [初出の実例]「蘇我の臣蝦蛦、誅(ころ)されむとして悉に天皇の記(みふみ)国記(クニツフミ)(たからもの)を焼く」(出典日本書紀(720)皇極四年六月(岩崎本訓))

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