国地(読み)こくち

精選版 日本国語大辞典 「国地」の意味・読み・例文・類語

こく‐ち【国地】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ある国の領土。一国内の地域
    1. [初出の実例]「波爾杜瓦爾人は〈略〉亜細亜、亜弗利加、亜墨利加に所轄の国地甚だ多し」(出典:輿地誌略(1826)二)
  3. 国の地域中、島から本土をさしていう語。島に対する本土。
    1. [初出の実例]「国地(コクチ)良賤、人に会ば、かならず暑寒を述るごとし」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android