国崎遺跡(読み)くにさきいせき

日本歴史地名大系 「国崎遺跡」の解説

国崎遺跡
くにさきいせき

[現在地名]南串山町京泊名

国崎半島の嘴状礫丘にある縄文時代および歴史時代の遺跡。昭和六一年(一九八六)・同六三年・平成六年(一九九四)に発掘調査。縄文時代の遺物中期の並木式土器や後期の北久根式土器などが中心で、海浜遺跡に特有の石銛石鋸・尖頭状礫器・石錘・土器片錘などがみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android