日本歴史地名大系 「国用秘録」の解説 国用秘録こくようひろく 五巻 坂場流謙著成立 文化年間写本 彰考館分類 地方書解説 坂場流謙は水戸藩の郡役人。記述内容から推して文化九年九月以後のまもない時期の完成と考えられる。民政担当者が農政上の実際的知識を得るための参考書として著したもので、著者が民政を担当しながら収集したと思われる豊富な史料を引用し、これに解説・考証を施している点に特色がある。とくに水利土木関係史料に貴重なものが多い。活字本 「近世史料」I・II(茨城県・昭和四六年) 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by