精選版 日本国語大辞典 「国稲」の意味・読み・例文・類語 こく‐とう‥タウ【国稲】 〘 名詞 〙 令制で、諸国が租税の稲の内の一定量を貯えておいたもの。水害、干害、飢饉などの不時の災害に備えるために各国が貯えておいた稲。国儲(こくちょ)。[初出の実例]「和泉国五穀不レ登。民無二種稲一。転二讚岐国稲四万余束一以充二種子一」(出典:続日本紀‐神護景雲元年(767)二月壬寅) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例