国連宇宙平和利用会議(読み)コクレンウチュウヘイワリヨウカイギ(英語表記)United Nations Conference on Exploration and Peaceful Uses of Outer Space; UNISPACE

デジタル大辞泉 「国連宇宙平和利用会議」の意味・読み・例文・類語

こくれん‐うちゅうへいわりようかいぎ〔‐ウチウヘイワリヨウクワイギ〕【国連宇宙平和利用会議】

ユニスペース(UNISPACE)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国連宇宙平和利用会議」の意味・わかりやすい解説

国連宇宙平和利用会議
こくれんうちゅうへいわりようかいぎ
United Nations Conference on Exploration and Peaceful Uses of Outer Space; UNISPACE

略称はユニスペース。国連が2度開催した宇宙空間に関する大規模な会議。 1968年の第1回会議 (78ヵ国,ウィーン) では,宇宙の研究と探査によって得られる現実利益,特に発展途上国がそれを享受できる範囲,および非宇宙開発国も参加できる宇宙活動での国際協力の機会について検討した。 82年の第2回会議 (94ヵ国,ウィーン) では,発展途上国も宇宙空間での活動分野にかかわっている現実を認識した上で,宇宙空間の平和利用と,そのための国際協力および軍備拡張競争・戦闘行為の防止を強調し,宇宙空間における平等の原則や探査・利用の自由を約した 66年の宇宙空間平和利用条約の条文精神順守を要請した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android