国際緊急経済権限法

共同通信ニュース用語解説 「国際緊急経済権限法」の解説

国際緊急経済権限法

米国に対する重大な脅威がある場合に大統領が「国家非常事態」を宣言し、経済取引を制限する権限を発動できると定めた法律。1977年に制定され経済制裁などに活用されてきた。トランプ大統領はこの法律に基づき、合成麻薬流入を理由に中国に計20%の関税を発動し、大半の国・地域に一律10%の相互関税を課している。自動車など品目別の関税の根拠となっている通商拡大法232条と異なり、調査期間が必要なく発動できる。(共同)

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