国際金融機構(読み)こくさいきんゆうきこう(その他表記)international monetary mechanism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国際金融機構」の意味・わかりやすい解説

国際金融機構
こくさいきんゆうきこう
international monetary mechanism

金銭融通・資金の貸借など金融取引において資金が国際的に動くメカニズム。第2次世界大戦後,アメリカは圧倒的な経済力を背景に,戦前の金本位制に代る国際金融システムとして,国際通貨基金 IMF国際復興開発銀行 IBRD (世界銀行) を創設し,国際的な金融取引の安定化メカニズムをつくりあげた。このシステムは,ドル基軸通貨として金との交換を前提に発足したが,アメリカの経済力の弱体化に伴い,1971年には金とドルとの交換停止に追込まれることとなった。 73年以降は固定為替相場制度からフロート制へと移行することとなったが,IMFと世銀が国際金融機構の中枢的地位を保っていることに変りはない。このほか国際決済銀行 BISなどのグローバルな金融機構やアジア開発銀行 ADB,欧州通貨基金 EMF,欧州地域開発基金 RDFといった地域的国際通貨機構が存在し,多元的な金融ネットワークを形成している。

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