園用水(読み)ぎおんようすい

日本歴史地名大系 「園用水」の解説

園用水
ぎおんようすい

旭川下流の左岸東方一帯、約二千ヘクタールを灌漑する用水幹川路で、現在は昭和二八年(一九五三)右岸玉柏たまがしに竣工した旭川合同堰で旭川から取水し、同川底をくぐって配水されるが、それまでは左岸中原の中なかばらのなか井手で取水した。中井手は近世以前に築かれているが、この井手から取水された用水路は江戸時代祇園村の祇園大樋で古田こだ用水と新田用水に分岐されたので、一般に祇園用水と呼称されている(岡山県史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む