日本歴史地名大系 「園田分」の解説 園田分そのだぶん 兵庫県:篠山市旧丹南町地区園田分[現在地名]篠山市園田分宝暦一一年(一七六一)大山宮(おおやまみや)村の園田家が同村および大山上村・大山新村・高蔵寺(こうぞうじ)村など大山川流域の諸村内二五ヵ坪に所持する地を別免とすることを出願して許されたもので、年貢・賦課の対象として分付された。郷帳類に記載はない。同家は元亀年間(一五七〇―七三)大山庄の井谷(いだに)に来住、井谷刑部と称していたが、のち追入(おいれ)に移って園田と改め、元禄元年(一六八八)大山宮村に分家したと伝える。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by