土下村(読み)はしたむら

日本歴史地名大系 「土下村」の解説

土下村
はしたむら

[現在地名]北条町土下

国坂くんさか村の南西に位置する。地名は古代の土師部にちなむとする説がある。寛永一〇年(一六三三)の池田光仲知行方目録(県立博物館蔵)によれば土下村内の高一九三石余が岡島五郎右衛門に給所として与えられている。江戸時代前期には吉田村とも称していたらしく、寛文一一年(一六七一)の八幡神社棟札(北条町誌)光明寺過去帳(同書)の元禄一三年(一七〇〇)の記事に吉田村とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む