土佐国郷村高帳(読み)とさのくにごうそんたかちよう

日本歴史地名大系 「土佐国郷村高帳」の解説

土佐国郷村高帳(郷村高帳)
とさのくにごうそんたかちよう

原本 山内家旧蔵

成立 明治三年

解説 原本および原形をとどめる写本は残存せず、平尾道雄氏著「土佐藩農業経済史」に一覧表として掲出したものおよび同氏稿本「土佐国七郡郷村調査書」(高知市民図書館平尾文庫)付記によりうかがう以外はない。民部省高知藩に命じて明治三年に提出させたもので、村数四二六ヵ村、その高と本田新田内訳が記され、本田高に匹敵する新田高の多さが注目される。なお旧高旧領取調帳数値が一致する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android