日本歴史地名大系 「土佐山田町」の解説 土佐山田町とさやまだちよう 高知県:香美郡土佐山田町面積:一一〇・九八平方キロ香美郡の西部を占め、物部(ものべ)川流域と国分(こくぶ)川上流の新改(しんがい)川流域に主要集落がある。東は香北(かほく)町、北は長岡郡大豊(おおとよ)町・本山(もとやま)町、西は南国市、南は野市(のいち)町・香我美(かがみ)町に囲まれる。町域北半は旧長岡郡の山地で、町境には国見(くにみ)山(一〇八九・一メートル)・明神(みようじん)岳(七四三・一メートル)・茂(しげ)ノ森(もり)(一一五一メートル)などがそびえる。南半は香長(かちよう)平野の一部を形成する平地である。ほぼ中央を国鉄土讃本線が南北に走るが、南で向きを西に転じて南国市に抜ける。町の中心はその土佐山田駅南側に広がる。北西部山地は吉野(よしの)川の支流穴内(あなない)川が東流するが、その付近一帯は多雨地帯で、気温も町内他地区と比べて低い。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by