土古路村(読み)ところむら

日本歴史地名大系 「土古路村」の解説

土古路村
ところむら

[現在地名]松阪市土古路町

出間いずま村の東にあり、北は伊勢湾に面する。天文一五年(一五四六)書写の神服部内戸納帳(「神服大神部・神部家文書」神宮文庫蔵)に「一段 土古路ハサマ 百文 社殿」の記載がある。「多気郡土古路村地誌」(土古路町自治会蔵)によれば南北朝期仁木義長に押領され、永享年中(一四二九―四一)以来北畠氏支配下となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android