土居八幡宮(読み)どいはちまんぐう

日本歴史地名大系 「土居八幡宮」の解説

土居八幡宮
どいはちまんぐう

[現在地名]湯原町禾津

宮の原みやのはらに鎮座する。旧郷社。主祭神は誉田別命、相殿に息長帯姫命・武内宿禰を祀る。正式法人名は八幡神社である。伝えによるともと字古宮屋敷ふるみややしきにあったが、康正二年(一四五六)秋、村内の字野谷のだにの用水溜池堤防が決壊して宮殿は流失し、現在の社地に遷座したという(美作国神社資料)。また一説に、もと大月おおつき村に鎮座し、康正二年秋の洪水で字古宮屋敷に移り、同地にしばらく鎮座の後、現在の地に移ったとか、宇佐八幡を勧請して往古より古宮屋敷にあったが、康正二年秋の洪水で被害が大きく現在地に移したなどともいう(湯原町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む