…続いて朽木稙綱(くつきたねつな)が3万石で入封すると,50年に領内の一部に検地を実施した。69年(寛文9)土屋数直が4万5000石で入封すると,さらに72年より80年(延宝8)まで領内の一部に検地を実施した。82年(天和2)松平信興が2万2000石で入封したが,84年(貞享1)より城郭の改修・拡張が図られ,土浦城がほぼ完成を見た。…
…(1)相模国余綾(よろき)郡土屋を本領とする中世武家。桓武平氏の流れをくむ相模国西部の雄族中村氏の一族で,中村荘司宗平の三男宗遠(むねとお)が土屋を領して名字の地としたことにはじまる。宗遠は1180年(治承4)の源頼朝挙兵に子息らとともに参加し,敗走後再び勢力を増して平氏迎撃を企図する頼朝の命をうけて甲斐に下り,武田信義らの参軍を促すなどその活躍が知られる。しかし1209年(承元3)梶原家茂を殺害しようとして失敗,兵具召上げのうえ,和田義盛に預けの身となる。…
※「土屋数直」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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