土屋順紀(読み)つちや よしのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土屋順紀」の解説

土屋順紀 つちや-よしのり

1954- 昭和後期-平成時代の染織家。
昭和29年4月26日生まれ。昭和53年紬織(つむぎおり)の志村ふくみ師事。56年岐阜県関市に工房設立。平成6年日本伝統工芸展初入選。8年羅(薄絹)の北村武資に師事。同年生絹(すずし)着物「鮎(あゆ)の瀬」で日本伝統工芸展日本工芸会総裁賞。9年日本工芸会正会員。18年紋紗(もんしゃ)着物「月下渓韻(げっかけいいん)」で日本伝統工芸展文部科学大臣賞。紋紗に絣(かすり)の技法をくわえた独自の織物を制作する。22年紋紗で人間国宝。岐阜県出身。京都インターナショナル美術専門学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android