土木文化財(読み)どぼくぶんかざい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「土木文化財」の意味・わかりやすい解説

土木文化財
どぼくぶんかざい

土木工事によって造られた過去遺跡で,歴史的な意義のあるもの。ともすれば建築や美術・工芸品を文化財として考える傾向が強いが,城郭や橋などの基礎となるのは土木工事であり,これを文化財として評価することが大切である。たとえば,石垣の積み方などについての技術は多様であるが,現在ではそうした技術の伝承が日に日に失われている。古代の遺跡や,河川の堤なども土木文化財である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む