土穿(読み)つちほじり

精選版 日本国語大辞典 「土穿」の意味・読み・例文・類語

つち‐ほじり【土穿】

  1. 〘 名詞 〙 土を掘り返すこと。また、それを業とする農夫、土木人足などをいやしめていう語。つちっぽじり。つちほぜり。
    1. [初出の実例]「其人の親祖父は、大かた遠国の土(ツチ)ほぢり」(出典談義本銭湯新話(1754)一)

つち‐ほぜり【土穿】

  1. 〘 名詞 〙つちほじり(土穿)
    1. [初出の実例]「身どもは和泉のどん百姓、土ほぜりでおぢゃれ共」(出典:浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む