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其人 きじんKiin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

其人
きじん
Kiin

朝鮮,統一新羅時代から朝鮮王朝 (李朝) 中期までの身分制。新羅時代は地方の有力者ないしはその子弟王都に集り,地方政治の顧問役となった。高麗成宗6 (987) 年,郷吏制定以後,郷吏の子弟が其人として都に人質となり,文宗 31 (1077) 年以後,中央官庁雑役に従事。 13世紀以後は賤民と同様の役職となり,17世紀に入って大同法が実施されると,炭木納入人に変った。

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世界大百科事典内の其人の言及

【事審官】より

…高麗王朝の成立後,地方豪族は郷吏(胥吏(しより))になって力を温存した。それを抑えるために,郷吏の子弟を其人と名付けて上京させ,また中央官僚に出身地の事審官を兼任させ,出身地の郷吏の推薦と監督に当たらせた。高麗後期には事審官が郷吏を使って土地と農民を支配し大きな弊害を起こしたので,1318年に廃止したが,やがて復活し高麗末まで存続した。…

※「其人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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