在外被爆者

共同通信ニュース用語解説 「在外被爆者」の解説

在外被爆者

海外で暮らす被爆者厚生労働省によると、被爆者健康手帳の所持者は2017年3月末時点で32の国と地域の約3200人に上る。韓国の2292人が最も多く、米国689人、ブラジル107人が続く。長年、国の通達により被爆者援護法に基づく健康管理手当などの支給適用外とされたが、韓国の男性被爆者が帰国後の受給資格を争って勝訴した02年の大阪高裁判決(確定)を機に、03年から支給が実現した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android