在外被爆者

共同通信ニュース用語解説 「在外被爆者」の解説

在外被爆者

広島長崎で被爆し、海外で暮らす人々。厚生労働省によると、今年3月末時点で被爆者健康手帳を持ち海外に暮らす人は26カ国・地域に2178人いる。最多韓国の1551人で、米国489人、ブラジル66人と続く。国内の被爆者援護策に長く格差があったため「被爆者はどこにいても被爆者」と同じ援護を求め提訴。2003年から手当支給が実現した。全額支給が認められていなかった医療費も、最高裁が15年に支給すべきだと判断。国は運用を改めた。

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