共同通信ニュース用語解説 「地上接近警報装置」の解説
地上接近警報装置(GPWS)
パイロットが気付かぬまま山や地表、海面に衝突する事故を防ぐため、異常接近をアラームで知らせる装置。コンピューターが常時、下降による気圧高度の変化や、計器着陸システムの情報などをチェック。異常接近や急降下の危険性を検知すると、操縦室で赤い警報灯が点滅、音声で警報を出す。最初は「シンクレート(降下率)」といった音声で、さらに危険が高まると「プルアップ(引き起こせ)」となる。パイロットは直ちにエンジンの推力を増して機首上げ操作を行い、衝突を回避する。
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