地中レーダ法(読み)ちちゅうレーダほう

最新 地学事典 「地中レーダ法」の解説

ちちゅうレーダほう
地中レーダ法

radar exploration

地下探査手法の一つで,電磁波のインパルス応答地中の地層境界や埋設物・空洞などの探査に応用した方法。電磁波レーダ法,地下レーダ法とも。送信アンテナから約10MHz以上の周波数の電磁波を地中に送信し,明確な地層境界や埋設物などの電磁物性境界面(比抵抗や誘電率の電気的性質が急変境界等)で反射屈折・散乱した波を地表の受信アンテナでとらえ,地下構造をイメージングする方法。おもに極超短波の電磁波が使われ,地中で急速に減衰するため,一般的には極浅部(地下数m程度)を対象とする。地表での計測に加え,ボアホールレーダの活用も進んでいる。広義には,電磁波トモグラフィなどを用いた手法も含まれる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 木村 松本

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む