最新 地学事典 「地中歪み計」の解説
ちちゅうひずみけい
地中歪み計
borehole strainmeter ,borehole tiltmeter
従来,地殻変動連続観測の傾斜計・伸縮計は横坑に設置するのが普通であったが,安定性の点では優れていても用地や経費の点で難点があったので,しだいに縦坑式のものが開発されてきている。これらを地中歪み計という。気象庁は,100m級の坑井に体積歪み計を埋め込んで,その信号を専用回線で本庁に送り常時監視している。防災科学技術研究所では傾斜計を坑井に埋める方式によって観測網を整備している。
執筆者:藤井 陽一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

