地切が切れる(読み)じぎりがきれる

精選版 日本国語大辞典 「地切が切れる」の意味・読み・例文・類語

じぎり【地切】 が 切(き)れる

  1. 元値以下になる。
    1. [初出の実例]「元は高し、大道は見たをす、食口は多し、地切(ヂギリ)はきれる」(出典洒落本・残座訓(1784))
    2. 「その松魚(かつを)は、四百五十では、ぢぎりが切れますわいの」(出典:歌舞伎・当龝八幡祭(1810)四幕)
  2. 自腹を切るはめになる。
    1. [初出の実例]「てへこもち自切(ジギリ)が切(キ)れて飲食(のみくひ)中身(あてみ)たっぷり」(出典:滑稽本・大千世界楽屋探(1817)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む