最新 地学事典 「地形の逆転」の解説
ちけいのぎゃくてん
地形の逆転
relief inversion
比較的小起伏の地域で,溶岩や厚い河成礫層などが低地を埋積し,それ以後この地域が侵食を受けると,かつて周囲より低かった溶岩や礫層の部分が,高い一連の台地となって残ることがある。この現象を地形の逆転と呼ぶ。溶岩や礫層が,周辺地域よりも透水性であったり,より硬いために,表流水の侵食を受けにくいこと,侵食の若返りが,すでに谷に刻まれていた周辺地域のほうにより早く波及することなどに由来する。
執筆者:町田 洋
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

