地形の逆転(読み)ちけいのぎゃくてん(その他表記)relief inversion

最新 地学事典 「地形の逆転」の解説

ちけいのぎゃくてん
地形の逆転

relief inversion

比較的小起伏の地域で,溶岩や厚い河成礫層などが低地を埋積し,それ以後この地域が侵食を受けると,かつて周囲より低かった溶岩や礫層の部分が,高い一連の台地となって残ることがある。この現象地形逆転と呼ぶ。溶岩や礫層が,周辺地域よりも透水性であったり,より硬いために,表流水の侵食を受けにくいこと,侵食の若返りが,すでに谷に刻まれていた周辺地域のほうにより早く波及することなどに由来する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「地形の逆転」の意味・わかりやすい解説

地形の逆転
ちけいのぎゃくてん
relief inversion

かつて高地をなしていた地表一部が,のちに凹地となり,凹地であった部分が高地となって,地表の起伏状態が逆になる現象。溶岩や厚い礫層などが低地を埋積している場合に,この部分が浸食に対する抵抗性が大きいと取残され,周辺の高地の軟弱な地層のほうがすみやかに浸食され低下することがある。構成物質の硬軟の差に基づく選択的浸食の結果生じる地形現象である。

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